水栓金具について

水圧条件は海外品と国産品で違いますか?

ヨーロッパでは一般的に日本と比べ水圧が高いため、水栓金具に抵抗(器具抵抗)を設けています。 必要水圧が確保できていない場合、流量不足、水栓機能の低下など、快適に使用いただく事ができない場合がございます。

※下記、【必要最低水圧】をご参照ください。

必要最低水圧
・ドンブラハ、ビレロイ&ボッホ水栓金具を快適にご使用いただくには、給水圧力(器具入り口)で0.25MPa (動水圧)以上の圧力を確保することをおすすめいたします。必要最低水圧(動水圧)を業者様にお伝えください。

・給水と給湯の圧力に差が生じてしまう場合には、圧力比を、給湯圧力1にたいして給水圧力1~1.3以内として下さい。

・弊社オリジナル水栓金具(国内仕様)に供給可能な水圧は、最大1.0MPa(静止圧)です。

給水する水について条件はありますか?

上水及び使用可能な井戸水を使用してください。
温泉水や鉱泉水は、器具の破損や故障の原因となります。

給湯温度について条件はありますか?

弊社水栓金具に供給可能な水温は、最大85℃です。 85℃より温度の水を供給すると、ゴム部品等の劣化が早くなることがあります。

寒冷地対応の水栓金具はありますか?

ドンブラハ社製品、弊社水栓金具は、寒冷地対応品ではありません。予めご了承ください。

水栓金具についている、「JWWA」「JIS」「節水」はどんな意味ですか?

「JWWA」は日本水道協会、「JIS」 は日本工業規格の認証品。
「節水」は「低炭素建築物認定基準」の「節水に資する水栓」に該当する水栓金具です。

定期点検について教えてください。

断水時に水(汚水)の逆流を防止する逆流を防止する逆流防止弁は、3~5年を目安に点検、交換をしていただく事をお勧めいたします。その他、消耗部品、摩耗・劣化部品については5年を交換の目安として下さい。

製品可動部(吐水口等)は、少なくても月に1~2回は動かしてください。長期間動かさずに使用すると、水垢などが付着して動きにくくなります。

配管接続部からの水漏れや器具のガタツキがないことを、定期的に確認して下さい。

屋外で使用可能な水栓金具の取り扱いはありますか?

弊社商品は、全て屋内でのご使用を前提としております。
屋外で使用された場合は、製品保証対象外となります。予めご了承ください。

洗面器・手洗器について

海外品と国産品で違いはありますか?

洗面器・手洗器の排水口径は、欧州と日本/アメリカ製でサイズが異なります。

※洗面器・手洗器の排水口内径はメーカーによって異なります。
※洗面器・手洗器の取付位置・給排水位置・サイズについては図面をご参照ください。

洗面器・手洗器と水栓金具を組み合わせるのに必要な部材を教えてください。

基本的な必要部材として、以下の部材が必要となります。
ポップアップ排水金具
水を溜めてご使用になる場合(オーバーフロー付洗面器をご選定いただいた場合)
排水目皿
水を溜めてご使用にならない場合。主に手洗器と組合せる場合。

排水トラップ
壁排水・床排水で仕様が異なります。

止水栓
壁排水・床給水で仕様が異なります。

ご注意ください
商品により、ポップアップ排水金具、または専用の目皿が同梱されている場合がございます。予めご了承ください。

お手入れ方法を教えてください。

ガラス及び陶器、磁器製品には、クレンザー・磨きなど荒い粒子を含む洗剤、酸性洗剤、塩素系漂白剤、シンナー、ベンジン、及びナイロンたわし等は、製品の表面を傷つけたり、侵したりしますので、使用しないで下さい。

洗面器と手洗器の違いはなんですか?

一般的に、ボウル内にオーバーフロー穴がついており、水を溜められるものを洗面器。ボウル内にオーバーフロー穴がついておらず、水を溜められないものを手洗器といいます。一般的に、洗面器はポップアップ機能付(引棒付き)の混合水栓と、手洗器はポップアップ機能なしの単水栓と組み合わせてご使用下さい。

ご注意ください
オーバーフロー穴のない手洗器で水を溜めないで下さい。誤ってゴム栓を閉じたまま水栓を吐水し続けた場合、水があふれて、事故や破損につながる恐れがあります。

他社メーカー水栓金具との洗面器・手洗器のセット可否を確認する事はできますか?

水栓金具と洗面器・手洗器のセット可否は、水の出方、吐水口の長さなど、様々な要素により異なります。弊社にて確認が可能なセットは弊社取扱い商品のみとなります。 予めご了承ください。

アクセサリーについて

浴室に設置可能ですか?

浴室設置が可能な商品は《浴室可》マークを表示させています。

耐荷重を教えてください。

弊社取扱い商品の耐荷重は、以下となります。
※耐荷重N(Kgf) 製品を安全にご使用頂ける最大荷重の目安です。

1. タオル掛 98N(10kgf)

2. タオルリング 98N(10kgf)

3. ペーパーホルダー 98N(10kgf)

4. タオル棚 98N(10kgf)

5. 化粧棚 245N(25kgf)
※R3265は49N(5kgf)ガラス製の棚板の為

6. ニギリバー 1470N(150kgf)
※R8257は980N(100kgf)

7. フック 98N(10kgf)
※R9301-S・K・MB/R9001-KPG/R2502は除く

推奨の取付位置はありますか?

快適にご使用頂ける取り付け位置は、使用されるお客様により異なる場合がございます

商品図面・CADについて

商品図はありますか?

各商品詳細ページよりダウンロードが可能です。
※一部、掲載されていない商品がございます。予めご了承ください。

CADデータはありますか?

各商品詳細ページよりダウンロードが可能です。
※一部、掲載されていない商品がございます。予めご了承ください。

取扱説明書はありますか?

各商品詳細ページよりダウンロードが可能です。
※一部、掲載されていない商品がございます。予めご了承ください。

セット図はありますか?

ご用意のあるものとないセット図がございます。詳しくはお問合せ下さい。

セット図作成の依頼はできますか?

弊社取扱い商品の組合せに限り、承っております。

お手入れ・品質保証について

洗面・手洗器のお手入れ方法を教えてください。

素材によってお手入れ方法がことなります。

セラミック、ホーロー製
お手入れは水洗い、または中性洗剤を使用し、やわらかい布やスポンジで洗い流し、乾いた布で余分な水分を拭き取ってください。濡れたままにしておくと水垢が表面に固着します。繰り返し固着した水垢は非常に落ちにくいので、汚れが目につく前にこまめなお手入れを心がけてください。

※ご注意ください
洗剤類を使用する際は、使用説明をよくお読みになり、各素材に適したものを正しくご使用ください。特に酸性やアルカリ性の洗剤は表面及び排水金具のメッキ部を侵す恐れがあるため、使用しないでください。

水栓金具やアクセサリー等の、ステンレス、メッキ品のお手入れ方法を教えてください。

ステンレスの錆び防止のため、新築入居前の風通しを良くしてください。

普段は乾いた柔らかい布で拭いてください。 汚れがひどい時は適量にうすめた台所用中性洗剤で拭いた後、水拭きし、最後に乾拭きをしてください。

クレンザー・磨き粉など粗い粒子を含む洗剤やナイロンタワシなどはめっき面を傷つけますので使用しないでください。

メッキは腐食や経年摩耗劣化により、割れや剥れが発生する事があります。メッキに剝れがない事をご確認の上、ご使用ください。また、メッキ剝れや損傷がある場合は、怪我をする恐れがありますので、速やかに交換してください。

酸類はめっきや樹脂部を傷めますので使用しないでください。 もし周囲のタイル等を酸性洗剤で洗った場合は、十分に水洗いしてください。

クレンザーや高性能スポンジは使ってもいいですか?

クレンザ・磨き粉など粗い粒子を含む洗剤、酸性洗剤、塩素系漂白剤、シンナー、ベンジン、及び高性能スポンジやナイロンたわし等は、製品の表面を傷つけたり、侵したりする恐れがありますので、使用しないでください。

保証期間について教えてください。

正常な使用状況で不具合が生じた場合、無料で取り替え修理を行う保証期間は以下の通りです。

当HP・リラインスカタログ掲載商品の保証期間は原則として、施工後1年間となります。
但し、水栓金具(パッキン等の消耗品は除く)は、施工後2年間となります。
施工日が不明な場合は、当社発送日から起算致します。また、BL認定商品は、BL保証規定(現行規定)に準拠致します。

※保証期間内でも次の場合は、有料修理となりますので予めご了承ください。

1)使用上の誤り及び不当な修理や改造による故障及び損傷。
2)取付後の移設などに起因する故障及び損傷。
3)火災、地震、水害、落雷、その他の天災地変による故障及び損傷。
4)砂やごみによる不具合及び施工不良による不具合。
5)消耗部品や摩耗劣化部品による故障及び損傷。
6)温泉水、飲用が不可能な井戸水の利用等による故障及び損傷。

その他

設計や工事も依頼できますか?

商品の販売のみとなります。